2005年10月18日

おうちとおかね語録

リクルートの「都心に住む」という雑誌のライター仕事。



●立派な家を悪い敷地に建てる者は、みずからを牢獄にゆだねる者である。(フランシス・ベーコン『随筆集』)

(プロフィール)
フランシス・ベーコン(1561−1626)
イギリスの哲学者。ロンドンの名家に生まれ、順調にエリート街道を歩むも、収賄罪でつかまり失脚。以後は、哲学、政治などの著述に専念。

(コメント)
「土地選びは大切に」という当たり前の教訓も、偉人にかかればこんなにシビれるフレーズになります。そういえばこの名言、「立派な敷地に悪い家を〜」という具合に、「敷地」と「家」を入れ替えても通じそう。名言は応用範囲も広いのですね。

●10月。これは株に手を出すには危険な月だ。 そのほか危険な月は、7月と1月と9月と4月と11月と5月と3月と6月と2月と8月、 それになんといっても12月だ』 (マーク・トウェイン『ノータリン・ウィルソンの悲劇』より)

(プロフィール)
マーク・トウェイン(1835〜1910)
ユーモラスな小説の名手として名高いアメリカの国民的作家。『ハックルベリイ・フィンの冒険』『トムソーヤの冒険』は、現在まで読み継がれているロングセラー。

(コメント)
さすが、アメリカを代表する作家のお言葉。ミもフタもないことをユーモアたっぷりに香ばしく表現しています。ちなみに彼にはこんな言葉も。「人生にはニ回だけ投資してはいけない時期がある。一つはその余裕がないとき。一つはその余裕があるとき」。自身、株で失敗した人だけに含蓄十分。

●富は得ることのみに価値はない。有意義に散する時に価値あり。

アンドリュー・カーネギー(1835‐1919)
木綿工場の糸巻き手からスタートして鉄鋼王にまでのしあがった、アメリカンドリームの体現者。人生後半は社会福祉事業に献身、多くの教育機関や平和機関を設立した。

(コメント)
おっしゃるとおり、お金は使ってナンボですよ。でもカーネギーはバリバリの篤志家だけあって、自分のためじゃなく、社会のために散財することに「有意義」を見出したところが、われわれ凡人とは違うところ。そりゃカーネギーほどお金持ちだったらねぇ。ちなみに、この人の資産は日本円にして100兆円以上だとか…。


●誰もその収入を公表しない。ただ収入によって得たものを見せびらかすだけである。
(モンテーニュ『随想録』)

(プロフィール)
ミシェル・ド モンテーニュ(1533-1592)
ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリストとしても有名。短いセンテンスで気の利いたことを書くのが得意で、その代表的著作が『随想集』。

(コメント)
成果主義が当たり前になりつつあるこのご時世、社内で収入を公表しちゃったら、大変ですからね。人間関係もあちこちに亀裂が入りそう。「マイホーム買うんだ」「スゴーイ!」なんて会話をかわしているのが、平和でいいんじゃないでしょうか。といっても、見せびらかしも度が過ぎると下品ですが。

●ヒロシです。自分の部屋が一番落ち着きません。(ヒロシ)

ヒロシ
元ホストの哀愁芸人。「ヒロシです。」をきめ台詞に、貧しさと切なさの入り混じった独白芸が大ブレーク。一躍、お茶の間の人気者に。

(コメント)
だったら外に出るとです。ヒロシです。


●世の中に金と女は敵なり。どうか敵にめぐりあいたい(蜀山人)

(プロフィール)
蜀山人(1749〜1823)

江戸時代中期の文人、狂歌師。政治風刺も得意で、江戸の庶民からも人気を集める。


(コメント)
何かとトラブルの火種になりそうなのに、それでもこの二つを求めてしまうのが男の業の深さ。「無敵」にはなれそうにありません。どうせ敵を求めるならば、人生のライバルとめぐりあいたいものです。


●私は40歳になるまで、1ドルたりとも貯金したことはなかった(ヘンリ・フォード)


(プロフィール)

ヘンリー・フォード(1863−1947)

自動車会社フォード・モーターの設立者。ベルトコンベア式の大量生産で、T型フォードを売りまくり大金持ちに。アメリカひいては世界の自動車文化の立役者。


(コメント)
ああ、なんて勇気が出る言葉でしょうか。1ドルって約100円ですよ。100円の貯金がない人でも、末は大富豪になる可能性はあるのだと、自分に都合よく言い聞かせましょう。夢多き人に幸あれ!


●屋根裏部屋でもいいから、聞こえのいい住所に住め。グラス一杯分払うのがやっとでも、酒は高級クラブで飲め。(アリストテレス・オナシス)

(プロフィール)
アリストテレス・オナシス(1906−1975)
20世紀最大の海運王として知られるギリシャの実業家。「金は道徳よりも強し」という信念のもと、モロッコ王国まで買い取ったことでも有名。

(コメント)
「ボロな部屋でも住所は錦」ってところでしょうか。会社の事務所選びとかでも、同じようなことは言われます。よかれ悪しかれ、住所というのは、人や会社の判断材料の一つにはなっているんですね(酒場はわかりませんが)。


●人の心はお金で買えるのです。女は金についてきます。(中略)大金を手に入れた瞬間に、「とうてい口説けないだろうな」と思っていたネエちゃんを口説くことができたりする。その後は芋づる式です。(堀江貴文)

(プロフィール)
堀江貴文
ライブドア代表取締役社長。近鉄の球団買収に名乗りをあげ一躍お茶の間の有名人に。過激だが本音ベースの発言に好感をもつ若者も多い。


(コメント)
ここだけ読むと、めちゃくちゃイヤな奴(笑)


●人生の三大不良債権は配偶者と子供と住宅ローン(森永卓郎)

森永卓郎

(プロフィール)
(株)UFJ総合研究所主席研究員。お茶の間感覚の経済解説にファン多し。ベストセラー『年収300万円時代を生き抜く経済学』をかっ飛ばし、本人は大金持ちとか。


(コメント)
「年収300万円」の生活術を説くだけあって、言いにくいこともズバリとおっしゃる。でも、森永センセも「家を買うな」といっているわけではないので、誤解なきよう。ちなみに家を買う場合は、「半分以上のキャッシュを用意する」「返済額は年収の20%〜30%以下に収める」「(長期でローンを組む場合は)固定金利にする」ことをススメています。

● 2005年は流れに乗る、移動することが開運アクションになります。ですから引越しや家作り、家さがしにチャンスのある年ですよ。(Dr.コパ)

(プロフィール)
Dr.コパ
建築家として設計事務所を主宰するかたわら、風水の家相・方位・インテリア学の第一人者として、「風水地理の理論」を展開。雑誌・テレビなどマスコミでも活躍中。

(コメント)
引越しを予定している人には心強すぎるお言葉。いま引っ越せば、開運まちがいナシ!
posted by saitoshokai at 04:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事で書いた雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする