2008年03月16日

【R25】“生命”って何だろう?

深海微生物ハンターの高井研さんの取材原稿その3(最終回)です。R25のサボールアカデミーという連載コーナーにて掲載。
http://r25.jp/magazine/saboru_academy/1202008031401.html
深海にある熱水噴出孔から生命の起源を探る研究をしている高井先生には、もう一つ注目している「秘境」がある。地下や海底下に存在する「地殻内微生物圏」だ。
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2008年03月10日

【文化系トークラジオ Life】自分探し

・昨晩は、文化系トークラジオLifeに出演。テーマは「自分探し」でした。ラジオでは話さなかったけど、自分探しといえば、ルソーの『告白録』だな、と後から思いつきました。

・速水氏の『自分探しが止まらない』は、「自分探し」なる事象を概観するにはとても便利な本で、その整理力はすばらしいと思う。ただ、ないものねだりを承知でいえば、それに対する処方箋の整理があれば、さらに完成度は高くなったはず。ざっと思いつくだけでも、鷲田清一、竹田青嗣、西研、内田樹などなど、いろいろ書いてるし。
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2008年03月07日

【R25】深海の中で“生命の起源”が生きていた!?

深海微生物ハンターの高井研さんの取材原稿その2です。R25のサボ
ールアカデミーという連載コーナーにて掲載。
http://r25.jp/magazine/saboru_academy/1202008030701.html
「僕の考えでは、生命誕生は何度もあったんですよ。そして、熱水孔のような環境は地球以外にもある。そこに生命が生まれることに何の不思議もないんです」
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2008年03月05日

いただきもの一覧

今年になってから、全然いただき本のお礼を述べてなかったので、ここでまとめて。順不同でまいります。

バシリスク 水上を走る忍者トカゲ(嶋田忠・日経BP社)
現金恋愛――私が愛した5人のホスト(ナツ・ミリオン出版)
Sanrio Days サンリオ デイズ(竹村真奈・BNN新社)
打たれ弱〜いビジネスマンのための ゆうき式 ストレスクリニック(ゆうきゆう・ナナブックス)
ナガオカケンメイのやりかた(ナガオカケンメイ/平凡社)
ハローキティの愛されマナー100(ブルー・オレンジ・スタジアム・王様文庫)
親子論。(週刊朝日編・朝日新聞社)
歴史ポケットスポーツ新聞オリンピック(菅原悦子・大空ポケット新書)
叱り叱られ(山口隆(サンボマスター)・幻冬舎)

どうもありがとうございます。<(_ _)>
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【R25】深海には、どんな生き物がいるの?

深海微生物ハンターの高井研さんの取材原稿その1です。R25のサボ
ールアカデミーという連載コーナーにて掲載。

http://r25.jp/magazine/saboru_academy/1202008022801.html
「生命の誕生は不思議なことじゃありませんよ」。一瞬、自分の耳を疑った。だって、生命の起源ほど神秘的なものはないのでは? 話の主は、深海の微生物を研究する高井研先生。世界的な微生物ハンターでもある高井先生は、深海にこそ生命の起源を解き明かすヒントがあるという。
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2008年03月01日

通勤ゲラ

・通勤と帰宅はゲラや原稿を読む日々。座席で赤字入れております(泣)。おまけに、風邪で鼻水とくしゃみが止まらない…。

・そんなこんなで、新刊を読む時間もなかなか取れず。最近の収穫というと、山岸俊男氏の『日本の「安心」はなぜ消えたのか』(集英社インターナショナル)。『安心社会から信頼社会へ』(中公新書)のアップデート版といった趣だけど、はるかに読みやすくなっている。世間論と山岸さんの安心社会論を重ね合わせると、いじめ、企業の不祥事、KYなどなど、最近の世の中の事象が、かなりクリアに捉えられる。実際、『暴走する「世間」―世間のオキテを解析する』(佐藤直樹・木星叢書)とトピックもけっこうかぶってるし。

・ソニーマガジン新書が創刊して、「まだ来るか!」と思ってたら、学研が「パーゴルフ新書」だそうで。当ブログの新書速報ではフォローしませんが、以下が創刊ラインアップ。タイトルもなんと申しますか…。ごめんなさい、と意味なく謝りたくなる。
『我が人生にゴルフあり』高橋三千綱
『ゴルファーの品格考』菊谷匡祐
『ゴルフの腕若返る』篠原菊紀


・昨日は『新ナニワ金融道 復活銭闘開始!!編』をコンビニ買い。灰原&桑田が独立して、債権回収会社を設立。

・週末は某誌の某鼎談まとめに勤しむ予定。難易度高し。
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2008年02月10日

汗と涙の3連休

・ようやく某120枚の仕事を終えたものの、連休明けまでに原稿締め切り5本に、編集締切りが3本+アルファ……。思わず事務所の帰りに、セブンイレブンでアンコール刊行『修羅の門』ヴァーリ・トゥード編を購入し、ささやかすぎる逃避。ムツ、俺に力をくれ。
・そんな状況にもかかわらず、明日も文化系トークラジオ LIFEに出ます。テーマは「愛の告白」。文字を打ちながら、思わず赤面。
・でも明日は強力ゲストも2人いらっしゃるし、いざとなったら酒をかっくらって…(以下略)。いや、この際だから放送前に…(以下自粛)。

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2008年02月07日

取材三昧

・先週から今週は、ひさびさに取材三昧。村井純氏、福岡伸一氏、高井研氏に、今日(7日)は森達也氏。高井研さんは、海洋微生物の世界的な第一人者で、めちゃくちゃエキサイティングな話でした。まだ著書がないのが不思議なくらい。当ブログを読んでくださっている編集者のみなさま、頼むならいまですぞ。
・ジジェクの『ラカンはこう読め!』(鈴木晶訳・紀伊国屋書店)がすこぶる面白い。
文化の基本的規則のひとつは、いつ、いかにして、知らない(気づかない)ふりをし、起きたことがあたかも起きなかったかのように行動し続けるべきかを知ることである。

・サ・プレミアム カルピスは、ほっこり優しい気持ちになった気になる(笑)
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2008年02月05日

毎年恒例

・年始の楽しみ「みすず」の読書アンケート特集を今年も無事ゲット。これは、アカデミックな方々がどんな本を読んでいるのかというマーケティングにも使えるし、そういうスケベ根性を外したところでも、「へー、そんな本があったのね」と楽しきこと、この上なしなのだ。

・ジャスト・アイデアだけど、アンケートだけの雑誌というのは、もしかしたらありえるかも。1冊まるごと文化系なアンケート(「今月のベスト3」とか)なんて、自分ならけっこう買ってしまいそうな気がする。

・で、その「みすず」の読書アンケートをぱらぱらめくっていて、複数の人から絶賛されていたのが『都市の詩学』(田中純・東京大学出版会)。読んでみよっかな。

・某取次では、ベストセラー発掘プロジェクトみたいなことをやっていて、現在注目の本は『日本の生きもの図鑑』(講談社)だそうな。たしかに本のたたずまいからして、再ブレークの気配は漂ってる(笑)

買うべきか、買わないべきか
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2008年01月29日

ややへばり気味

・先週の土曜日は、どうも調子がイマイチだと思って帰宅したら、風邪で発熱。でも1日寝たら、なんとか復調。

・日曜日。実家に戻り、大学時代の本の整理をして、そのままTBSへ。ダンボールの底からよれよれで出てきた『テクノヘゲモニー』(薬師寺泰蔵・中公新書)にやたら赤線が引いてあって、そういえば浪人時代、世界史の勉強でこの本を読みこんでいたことを思い出した。そのほか、恥ずかしい品々(エロではない)も出てきて、ひとり赤面…。

・文化系トークラジオ Life。テーマは「親子」。森山さん、体張ってるなぁ(笑)。いやぁ、いいもん聞かせてもらいました。そうそう、仲俣さんと森山さんは、今週31日(木)に阿佐ヶ谷ロフトでトーク・イベントがあるとのこと。
http://d.hatena.ne.jp/solar/20080115

 テーマは「雑誌」。すんごく行きたい。なんとか仕事が片付くといいのだけど…。

・森達也『死刑』(朝日出版社)。最初の数ページから引きずり込まれる。すごい本。
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2008年01月25日

600人!

・22日の「思想地図」創刊記念シンポジウムは、600人を超える来場者。編集スタッフの一人として、ご来場のみなさまに厚くお礼申し上げます。がんばって原稿まとめます。

・一聴衆者としても、シンポジウムの内容は非常に刺激的なものでした。前半のポスト社会構成主義については、赤川学さんの『構築主義を再構築する』あたりも参考になるかと。後半の論戦は、『自由とは何か』(大屋雄裕・ちくま新書)を読むと、いろいろピンと来ます。

・「R25」今週のブックレビューを担当しました。メイン本は、『「治らない」時代の医療者心得帳』(春日武彦・著、吉野朔実・画/医学書院)
http://r25.jp/magazine/book_review/1032008012401.html

・週末前後は『資格図鑑! 2009』の編集一色な予感…。「思想地図」もいよいよ本格始動。そんな最中にかぎって、なぜか新規の依頼が続くんですよねぇ。でもホームページも(まだ)ない連結社に、様々な版元の方がいらしていただいて、うれしい限り。お断り率もすごく高いのに…。でも、ライターを搾取しない、という一点は意地でも守り続けたいんです。そうすっと、ギャラの話は避けて通れないし、そこを曖昧にしてスタートするのは出版界のほんとにダメな因習だと思うのです。
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2008年01月22日

センター試験国語を解いてみた

・いちおう某社の通信添削問題を作っているので、やってみましたよ、センター試験の国語。そしたら、なんと満点!! 古文も漢文も合わせてっスよ。渾身のギャラクティカ・ファントム(@剣崎順)を放った気分です。意味不明な方、あいすみません。

・土屋賢二『棚から哲学』(文春文庫)。何が面白いって、土屋澄恵氏(土屋賢二の母、岡山在住)による解説がおかしすぎ。抱腹絶倒。
わたしは、賢二をあんな文書を書くような人間に育てたおぼえはありません。賢二を育てたというおぼえさえありません。子育ては夫の仕事だったのです。


・再告知。明日(もう今日か)は「思想地図」の創刊シンポジウムです。
http://www.cswc.jp/lecture/lecture.php?id=36
申込み不要で、飛び込みOKなので、デートをドタキャンされたり、そもそもデートの予定のない方々、ぜひご来場ください。ぜったい、デートより楽しいですって。
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2008年01月21日

ATOKの日本語テスト

連結社でお手伝いしました。

第3回 全国一斉!日本語テスト “口説き力”判定

一般的な日本語テストのほかに、ビジネスシーンでの「口説きタイプ」の判定ができるようになってます。「けっこう当たっている」という声もちらほら(笑)。

ちなみに僕の結果は――

untitled.bmp

【基本タイプ】
手際よく仕切ることに快感を覚えるあなたは、口説き方もイベント感覚。ハメを外さず、効果を計算しながら、自分の立ち居振る舞いを上手にプロデュースします。ただ、策におぼれて自分に酔いすぎることも…。

【あなたの武器】
センスのある日本語力と、ムダのない演出力があなたの持ち味。大事なプレゼンなどでも、シナリオを練りこみ、聞く者を飽きさせません。でも、一対一の交渉はやや苦手。時には冷静になって、地に足のついた言葉で、丁寧に話すことを心がけましょう。
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2008年01月15日

モテたい理由

・赤坂真理『モテたい理由』。うーむ、なんじゃこの本は。面白いけど、気持ち悪いというか、見てはいけないモノを胸ぐらつかまれて見せつけられたというか。
 この社会で最も特権的なのは、すべてを持つ女。それは、選ばれたメスのみが生殖するSFの社会みたいでもあり、シュールな感じを覚える。そこでは大多数の男女は立ちすくみ、傍観し、ファンタジーを食って生きている。
 オスは必要ではない、たまにしか。
 そのとき男の要件はただひとつとなる。
 種馬。
なんぞというフレーズは、よしながふみの『大奥』を喚起せずにはおかないわけで、特に何の根拠もなく「性的資本論」なんて言葉が頭を駆け巡ったのでありました。

・それはともかく、
断言できますが、ネイルアートが好きな男子なんていません!
は、圧倒的に正しいと断言したい。

・吉野朔実『こんな映画が、』(河出文庫)。絶品のシネマガイド。あれもこれもDVDが欲しくなる。
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2008年01月12日

大人力検定DXが文庫になりました

otonadx.jpg・大人力検定シリーズ第2弾として2005年に発売された『大人力検定DX』が文春文庫PLUSとなって文庫化されました。

http://www.amazon.co.jp/dp/4167713217/saitoshokai-22

・R25の人気ナンバー1連載「大人の合コン力検定」も、目下単行本化に向けて鋭意制作中。ちなみに、担当編集でありながら、最近、合コンはしてません。今年こそは(以下自粛&略)

・『マグナム マグナム』ほしい…。が、たけぇ…。

・ブックガイド&レビュー仕事が溜まってきた。本屋に買い出しに行かないと。




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2008年01月10日

あの草思社が!

草思社が民事再生法適用申請 負債総額22億5千万円(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/update/0109/TKY200801090298.html
日本語ブームを巻き起こした「声に出して読みたい日本語」などで知られる中堅出版社の草思社(東京都文京区、木谷東男社長)が9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は22億4789万円。複数の企業が支援を表明しており、事業は継続する方針。出版市場は90年代半ばから縮小を続けており、多くのベストセラーを生み出してきた中堅出版社の民事再生法申請は、出版不況の象徴といえそうだ。


これは詐欺まがいの商売をしていた新風舎がツブれるのとは、ワケが違う。朝日新聞にも書かれているように、草思社はベストセラー力あるマトモな出版社として知られている会社だったからだ。

長きにわたって出版不況と言われながらも、そこそこのサイズの版元はほとんどツブれてこなかっただけに、もしかすると、今回の一件は、でかい動きの予兆かも。そう思わせるくらいには衝撃的なニュース。

しかも雑誌も「お前はすでに死んでいる」状態と来たもんで、八方塞がりもいいところ。でも、こういう状況を個人的にはチャンスとして捉えたい。その程度には僕もポジティブ・シンキングなのだ。

(参考)

主要50雑誌の「部数激減(秘)データ」(FACTA ONLINE)

スクープ連発でも部数減 週刊誌は死にかけているのか(J-CASTニュース)

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2008年01月09日

哲学はトレンド?

・「日経トレンディ」の某記事の取材を受けた。お題は「哲学」。自分の事務所で取材を受けると、オバタさんやデザイナーの菅野さんに丸聞こえなので、こっ恥ずかしい…。くすん。次から取材されるときは、事務所以外の場所にすることを固く誓う。

・『現実的な左翼に進化する』(ピーター・シンガー・新潮社)
今や左派は、我々は進化によって出来てきた動物であること、それは解剖学的なものやDNAだけが関係するのでなく、行動についてもまた然りなのだということを真剣に捉えるときにある。ダーウィン主義的左派(ダーウィニアン・レフト)が生まれるべきときが来ているのだ。

日本にダーウィニアン・レフトっているのだろうか?
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2008年01月06日

傍線部説明問題

 終日、某社の大学入試現代文の問題づくり。この仕事、なにが大変って、とにかく出典探しが大変なのよ。あまりにわかりやすい文章は傍線が引けないのでペケ。適度に抽象性が高い表現がいりまじってないと、現代文の問題は成立しないのであります。

 しかもそこに問題文の字数制限、引用部分の内容的なまとまり、などなどを考慮せねばならんので、ビンゴな文章を見つけたときの快感は、UFOキャッチャーで見事ぬいぐるみをゲットしたときのそれに近い。ウソですけど。

 まもなくセンター試験。ガンバレ受験生!

#付け足し

ちくまの高校生用の現代文教科書。

http://www.chikumashobo.co.jp/kyoukasho/textbook/list/gendaibun-shinteiban/

恩田陸にレベッカ・ブラウン! この教科書、ほしいかも。
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2008年01月05日

現代のラディカルズ

・J-WAVEを聞いていたら、美空ひばりのジャズが。う、うめぇ。『ナット・キング・コールをしのんで ひばりジャズを歌う』をすかさず購入。

・年末のLifeで「今年の3冊」の筆頭に挙げた『統治と功利』は、なんといってもこんな啖呵にしびれたのだ。
 このようにして我々の統治功利主義は、政治社会に於ける配慮の共同体の範囲を頑迷にも家族共同体へと差し戻そうとする現代のトーリたる右派と、その範囲を固陋にも個人に保ち続けようとする現代のウイッグたる左派の双方を共に退け、快苦を経験する意識主体としての人間を「人格」の圧制から――哲学的急進派が個人を家父長的圧政から解放したのと同様に――解放しようとする現代の急進派(ラディカルズ)という名誉ある地位を占めるであろう。統治功利主義は、我々を「人格」の桎梏から解放せしめるものとして目下の統治技術の発展を基本的に称揚し、濫用を防止しつつその正しい(=幸福を最大化する)使用を確保せしめるような統治アーキテクチュアが如何に可能かを問おうとするのである。


・一介の編集屋の勘ですが、この「ラディカルズ」は、現代思想の最前線に浮上するポテンシャルを感じる次第。ただ、それ以前に「功利主義」をツールとしてもう少し売らにゃいかん、つーことだ。
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2008年01月04日

ブックオフ詣で

・仕事をちょい一休みして、荻窪ブックオフに遠征。引っ越してから最寄り駅にブックオフがなくて、ひさびさに足を運んだのだけど、相変わらずあるわあるわ。文庫を中心に3000円で合計9冊購入。

・ブックオフのマンガ本コーナーには、時折エロマンガが混在していて、高校生ぐらいの男の子がそれを読んでは、なぜか背表紙を奥にして本を戻していた。あれはどーゆーことなんだ? ふつうに戻すより、よぽど怪しいのだが。

・坪内祐三氏の『文庫本福袋』(文春文庫)を読んでいたら、「戦前の文芸時評のエース」として川端康成を挙げていたので、『文芸時評』(川端康成・講談社文芸文庫)を購入し、つまみ喰い。坪内氏がいうように「啖呵の切り方」がとってもポップで心地いい。大御所だろうが老大家だろうがダメなものは一刀両断。いいぞ、いいぞーとつい声をかけたくなる。
posted by saitoshokai at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする