2007年08月01日

『学生による教育再生会議』書評

大学塾!! Blogで『学生による教育再生会議』(東京学生教育フォーラム・平凡社新書)の書評を書きました。

http://ac.justblog.jp/djuku/2007/07/post_3b18.html#more

いろいろ注文もつけましたけど、教育再生会議の論点をざっくりと知るにはうってつけの本です。教育本にありがちなイデオロギー臭もきわめて薄い。

ただ、再生会議の議事録なんかを読んでいて、つねづね思うのは、政府といっても決して一枚岩じゃないんですよね。各種メディアから向けられる批判の8割ぐらいは、すでに審議会などでも誰かしらから指摘されている。

そのあたりは、『メディアと政治』(蒲島郁夫、竹下俊郎、芹川洋一・有斐閣)を要参照。

だからたいていの批判は、官僚からみると、「またか」感が強いんじゃないかとお察しします。

教育でこれから注目したいのは、教員の給与問題。勤務実態調査を受けて、ということになってるけど、あれだけ残業しまくっている現状で、ほんとにパイ全体を縮小するのか。「教員の多忙化」ってことも、ぼちぼち浸透するだろうし、議論は相当、難航しそう。



posted by saitoshokai at 01:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 仕事で書いたブックレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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